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CAMERA report

HILIVINGが超初心者の視点からCAMERAのレポートを繰り広げます

◆ EOS KISS Digital ◆
発売 2003.9
標準価格 オープンプライス
(ボディーのみ\70000前後)
有効画素数 約630万画素
大きさ W142×H88×D72.4mm
重さ 560g(本体のみ)
起動時間 2秒
交換レンズ EF:EF-Sレンズ(キャノン純正)
CF(512MB) largefineで157枚(ISO100 )

◆使用レポート◆
 非常に気に入ってます。でなければこんなサイト作ろうと思いませんよね。僕が買った当初はシルバーしか色がなかったのですが、現在はブラックもあります。ただ質感は上位機種(EOS20Dとか)に比べるとチープなんだそうです。。。僕はKISSDigitalがはじめての機種なのでその点ではなんとも思いません。ですが、もしブラックがあればブラック買ってたかもしれないです。あとはやはり、コンパクトデジカメでは感じられないシャッターの音がいいですね!記録メディアはコンパクトフラッシュです。最初はISO100の設定であれば、512MBならばJPEGLargefineで157枚とれますし、RAWなら67枚とれますから十分ではないでしょうか。256MBでもJPEGなら用は足りるかもしれません。
                                 
◆モニター◆
 コンパクトデジカメはボディー裏の液晶モニターをみながら撮影できますよね。実はデジタル一眼レフは液晶モニターを見ながらの撮影はできません。(多分、他の機種も同じだと思います。。。。)液晶モニターはあくまで撮影した画像の確認やカメラの設定の際のモニターなんです。ファインダーをのぞいての撮影になります。これのいい点として、写真がぶれにくいんです。おでこと両腕でカメラがしっかり固定されるんです。コンパクトデジカメの場合、軽いのが災いして自分のシャッターを切る振動でカメラが揺れてしまうようです。KISSDigitalに変えてから写真のぶれはかなり少なくなった気がします。

◆バッテリー◆
 バッテリーはどうなのか。コンパクトデジカメではこれがかなり重要でした。僕も記憶があります。ですがKISS Digitalに持ち替えてから電池切れの心配をした事はありません。やはり、モニター表示をしないで撮ることもあるんだと思います。3泊4日の海外旅行でも1つのバッテリーで持ちました。総撮影枚数は300枚くらいだったと思います。バッテリーは付属の充電器で充電します。

◆取り回し◆
 こればかりはコンパクトデジカメにはかないません。カメラを持ち運ぶ時には小さなバッグに入れるようにしています。写真についているレンズはレンズキットのEF-S18-55mmというレンズがついています。このレンズはズームレンズですが比較的軽いし使い勝手がいいのでKISSDigitalでデジタル一眼を始めるよ〜という方にはお勧めします。写りについてもかなりプロの方からいい評価をもらっているレンズですよ。
 
◆機能面について◆
 普通のデジカメのように風景や接写、夜景などの撮影モードは完備しています。オートもあるので基本的にはお子さんでもきれいな写真が撮れると思いますし、デジカメからの移行でもあまり不便は感じないはずです。内蔵フラッシュも7〜8mくらいの距離なら結婚式など室内の撮影でも十分だと思います。
 さらに”応用撮影ゾーン”というところになりますといろいろな設定ができます。たとえばISO感度の設定を変えることで暗いところでもきれいな写真が撮れたり、Av(絞り優先モード)では背景をぼかした写真、写真全体をくっきりとさせたり調整ができます。Tv(シャッター速度優先モード)ではシャッタースピードを変えて水の流れを写したりすることができます。例を挙げればきりがありませんが撮影モードのそれぞれについてはまた別のページで紹介したいと思います。

◆競合機種と比べて◆
 他機種を持っているわけではないので雑誌などで話題になっている点をあげてみますと、・・・
                1:AF(オートフォーカス)がAIAFしか設定がない。
                2:連続撮影枚数が4枚
                3:有効撮影画角がレンズに表記されている焦点距離の1.6倍
                4:画像素子にほこりがつく

 などが挙げられます。1,2に関してはKISSDigitalを買うときによく他機種と比較される点です。1、については別ページで説明したいと思います。2についてはたとえばNIKONのD70などに比べるとかなり劣る点になります。3に関してはKISSDigitalと同じクラスの一眼レフデジカメはすべて共通する話題です。1.6倍って言うのがいいこともあるし、悪いこともあるようです。別ページにて説明させてもらいます。4については、レンズ交換の際に、デジタル画像として読み込みを行う画像素子にほこりが入るとの指摘があります。多くのデジタル一眼レフではこの問題が指摘されています。なかには画像素子を超音波で清掃できる機種も最近出されました。(OLYMPUS:E-300)しばらくの間は4の問題はデジタル一眼レフの宿命となってしまうのかもしれません。

◆hiliving的総評◆
       
  ☆☆☆☆ (4つ:満点は5つ)

 入門機としてはおつりが来るくらいの出来だと思います。自分もまだその機能を十分に使いこなしてはいません。(T_T)しかも今は値段もレンズキットで8万円くらいになっているようです。高性能デジカメかデジタル一眼レフかを迷う時、ある意味価格は問題ではなくなってきたみたいです。この二つで迷うならhiliving的には拡張性も考えてデジタル一眼レフをお勧めしたいです!
 なにより非常に写真を撮ることが楽しくなります。そういう気分を味あわせてくれたKISSDigitalに☆4つです。残り☆ひとつについては、やはりオートフォーカスや画像素子や、測光方法などいくつか指摘されている問題があるからかな。。。

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